銀行なら+2万円、投資なら+350万円〜おじいちゃんからの贈与を7年積み立てた話〜

 子ども達へ

 前の手紙で、児童手当の正直な話をしました。
 今日はその続き。あなた達の資産が、実際にどうやってできたのかという話です。

目次

お姉ちゃんと妹の資産は、おじいちゃんからの贈与

 お姉ちゃんと妹の資産のもとは、私の父、あなた達のおじいちゃんからの生前贈与です。
 不定期ですが年に1回、50万円から100万円の贈与がありました。
 これは、とても恵まれていることです。
 おじいちゃんに感謝してくださいね。

私がしたこと

 私がしたことといえば、そのお金をあなた達の証券口座に移して、S&P500というアメリカの株価指数に連動する投資信託を、多いときで毎週2万円ずつ積み立てる。そう一度設定しただけです。
 始めたのは妹が生まれたころなので、およそ7年になります。

 最初は「ジュニアNISA」という制度で積み立てていました。
 この制度は終了してしまったので、その後は特定口座という枠で続けています(利益の約20%を税金として支払うもの。NISAの枠なら、この税金が0円になります)。
 来年からは「こどもNISA」という新しい制度が始まる予定です。その話は、また別の手紙で書きます。

火曜日のお姉ちゃん、木曜日の妹

 ちなみに、積み立てる曜日は、お姉ちゃんが毎週火曜日、妹が毎週木曜日に設定しました。

 7年続けた結果は、ほぼ変わりなし。
 お姉ちゃんの方がわずかに多く、2人の差は3,073円でした。
 まあ、誤差のようなものです。
 たぶん、月に1回の積立でも、そこまで変わらなかったのだと思います。

 重要なのは、曜日やタイミングではなく、定期的にコツコツと積み立てていくことなのです。

数字で見ると、こうなる

 もし、そのお金を銀行に預けておくだけだったら。
 増えたのは、おそらく1〜2万円ほどだったと思います。
 これまでの日本は、とても金利が低かったからです。

 実際は、どうなったか。
 元本およそ500万円ずつの積み立ては、いまはそれぞれ約850万円になりました。

 銀行に預けていたら、プラス約1〜2万円。
 投資信託を積み立てていたら、プラス約350万円。

 ただし、これは、たまたま積み立てていた時期の相場が良かった(良すぎた)だけです。
 今後の7年間も、必ずこうなるとは限りません。
 1年や2年の短期で見れば、むしろマイナスになることもあり得ます。
 そのようなリスクを受け入れることで、得られるものがあるのです。

子ども達へ伝えたいこと

 投資をするリスク。投資をしないリスク。
 お金の世界には、その両方があります。

 あなたは、どちらのリスクを選択しますか?

父より 

― 未来への手紙 第10通 ―
次の手紙:第11通 額面と手取りは、こんなに違う


――― この記事について ―――
制度の確認日:2026年7月29日
参考にした公式情報:国税庁 タックスアンサー No.4402「贈与税がかかる場合」
本文中の金額:我が家の実際の記録です。
制度は改正されることがあります。確認日以降の変更は反映されていない場合があります。
この手紙は我が家の記録であり、特定の商品の購入をすすめるものではありません。投資の判断は、自分で調べて、自分で決めてください。運用結果は将来の成果を保証するものではありません。

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