FIREとは

大事なのは、自分が好きなことを飛びきり上手にやること。お金は副産物にすぎない

― ウォーレン・バフェット(投資家・バークシャー・ハサウェイ会長)

 子ども達へ

 今日は、このブログで何度も出てくる「FIRE」という言葉の意味などについて話します。

目次

FIREとは何か

 FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとった言葉です。
 日本語にすると「経済的自立と早期リタイア」。
 一言でいうと、「お金のために働かなくてもいい状態を、できるだけ早く手に入れる」という考え方です。

 私は現在、食費や家、車や旅行、携帯電話やネット代など、生活に必要なお金を、「働いて」稼いでいます。
 働かなければ、生活していくことができない状態です。
 世間では、これは当たり前のことのように考えられています。
 ですが、FIREはこの当たり前とは全く違うのです。

 また、FIREには、いくつか種類があります。
 代表的なFIREの4つのスタイルについて紹介します。

 FIREで必要になってくるのが投資です。

 独身の人のFIREについて、シンプルなパターンで考え方を説明します。

 投資による資産は、配当金(分配金)を生みます。
 例えば、100万円を投資し4%の配当金がもらえたとします。
 その配当金は4万円となります。
 では、1000万円を投資し4%の配当金がもらえたとします。
 その配当金は40万円になります。
 では、5000万円を投資し4%の配当金がもらえたとします。
 その配当金は200万円になります。
 あなたの生活費が月に約15万円だとします。
 20万円で12か月を過ごすと、年間の生活費は180万円になります。
 仮に、5000万円の資産を保有、毎年の配当金が200万円生活費が180万円とすると、あなたの資産は減らないことになります。
 この考え方が、FIREなのです。

 配当金だけでは生活費が足りない場合、好きな仕事をしながら足りない費用を補うものがサイドFIREです。
 これは、独身の人のシンプルな例です。
 家族が増えたり、支出が増えたり、配当金が減ったりして、予定通りにいかないリスクは当然あります。
 ですが、決して夢物語ではなく、再現性のある話だと思います。
 お金のために働く必要がなくなるのです。
 この計算は、税金など様々な条件を省略した数字ですが、考え方は変わりません。
 他にもコーストFIREといったものもあります。

 勘違いしてほしくないのは、FIREは「働かない」ことが目的ではないということです。
  「やりたくない仕事を、お金のためだけにしなくていい状態」
を目指すことが本質です。
 最初の言葉を思い出してください。
  「お金は副産物にすぎない。」
 そもそもFIREは、お金がないと達成できないことです。
 ですが、お金を増やすことを目的にするのではなく、自分の好きなことや大切なことに集中できる環境を作る。
 FIREはそのための手段なのです。

私が選んだのは、サイドFIRE

 私が目指しているのは、サイドFIREです。
理由は2つあります。

 1つ目の理由は、FIREの難易度が低い。 
 そもそも、他のFIREは達成が困難か、私の目指すライフスタイルではありません。
 リーンFIREは、過度な節約は、私の理想的な生き方ではない。
 ファットFIREは、単純に資産や時間が足りない。
 バリスタFIREは、サイドFIREに似ているが、単純なアルバイトやパートをする予定がない。

 以上を考えたとき、社会とのつながりや自分のやりたいことに色々とチャレンジする、そんな生き方が良いなと思い、サイドFIREに決めました。

 2つ目の理由は、お金のために生きているのではない。
 私は完全に仕事をやめたいわけではないからです。
 好きなことや、誰かの役に立てることであれば、働くこと自体は嫌いではありません。
 ただ、「生活するために自分の時間を削って働かなければならない、自分で自分の人生を決められない」という状況を変えたいのです。
 自分で自分の人生を選んでいく。
 それが私のサイドFIREを目指す理由です。

FIREに必要なもの

 FIREを目指すために必要なものは、大きく3つです。

 この考え方は、シンプルで当たり前過ぎるものですが、これを忘れている人がとても多いのです。
 これは、FIREするしないに関わらず重要なことです。

 ・支出を最適化する(無駄を減らす)
 ・収入を増やす(または維持する)
 ・資産を運用する(投資でお金を増やす)
 ・経済的自由を手に入れる(人生を自分で選択する)

 この3つのバランスをとりながら、資産を積み上げていくことがFIREへの道です。
 難しそうに聞こえるかもしれませんが、一つひとつは決して複雑ではありません。
 私自身も、現時点でFIREを達成したわけではありませんが、着実にその道を歩んでいます。
 続きはまた別の手紙で。

まとめ

・FIREとは「経済的自立と早期リタイア」を目指す考え方
・目的は「働かないこと」ではなく「自分で選んだ生き方をすること」
・FIREには4つの種類があり、私はサイドFIREを目指している
・収入・支出・投資の3つを意識することがFIREへの第一歩

 あなた達にも、いつかこの考え方が何かの役に立てば嬉しいです。

父より 

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