子ども達へ
私がFIREを目指す理由は、自分の時間、家族との時間を大事にしたいから。
FIREとは、自分の人生を自分で選択することだと思っています。
あなた達の顔を見て、気付いたこと
あなた達の顔を見ていると、ふと思うことがあります。
「あなた達の成長を、ちゃんと見届けられているかな?」
何かの記事で、こんな言葉を目にしたことがあります。
親と子どもが一緒に過ごせる時間は、一生のうちに「約9年間」。
小学校を卒業するまでに、その半分以上が過ぎ去ってしまう。
これを読んでいるあなた達との残された時間は、あとどのくらいでしょうか。
なんとなく生きていた
2015年、長女のあなたが生まれました。
とても幸せでしたよ。
当時の私は、このまま、なんとなく定年まで働きながら、残りの社会人生活を過ごすのだろうと思っていました。
そこに対して、何の疑問も持っていませんでした。
しかし、その後、職場環境が大きく変わり、その状況は一変しました。
仕事に追われる毎日の中で、気づけば家族との時間が少しずつ削られていました。
当然、必要な仕事ですし、誰かがしなければならない仕事でもある。
また、家にいる時間も短く、育児も任せっきりになっていました。
当然のように、あなたの母も疲れきっていました。
今思えば、削られていたのは、時間だけではなかったように思います。
決してあなた達が悪いわけではありません。
働きながら、子育てをするということは、とても大変なことなのです。
もちろん、あなた達のような子どもに恵まれることは幸せですし、子どもを授かり、一緒に成長していく、これは贅沢なことなのだと思います。
ですが、毎日の生活や現実は、幸せなことばかりではありません。
生活するため、生きていくためには、少なからずお金が必要なのです。
労働者のままでは、限界がある
公務員という仕事は、職業的にはとても安定した仕事です。
基本的にはクビになることはなく、安定した給料があるからです。
ですが、労働に捧げた時間だけは取り戻せません。
これは、公務員に限った話ではありません。
どのような仕事をしていても、今後、どのような仕事をするにしても。
自分の限りある時間を労働時間に変え、その結果、対価として賃金を得る。
これが、いわゆる「労働者」です。
決して「労働者」が悪いという話ではありません。
安定して給料をもらえることは、強みでもあります。
様々な福利厚生(生活を支えてもらうためのサポート)もあります。
ですが、FIREを目指す上では、この「労働者」という仕組みだけでは、限界があります。
根本的に何かを変えない限り、私の人生は変わらない。
そんなことを漠然と感じていました。
FIREという生き方との出会い
そんなとき、私はFIREという生き方と出会ったのです。
あなた達とゆっくり過ごし、あなた達の成長を見届ける。
好きなことに、思いきり没頭する。
私にとって、FIREはそんな理想を叶えるための最適な手段だと思いました。
それからは、空いた時間を使って、夢中でFIREについて調べました。
色々なFIREがあることも知りました。
そこから私は、
自分の人生を自分で選択するために
FIREを目指すことにしたのです。
子ども達へ伝えたいこと
あなた達にも、いつか「自分の人生を、自分で選べているだろうか」と立ち止まる日が来ると思います。
そのとき、慌てる必要はありません。
私もこの歳になって、ようやく気づいたのですから。
私の答えは、FIREという生き方でした。
でも、それはあくまで私の答えです。
あなたの答えは、あなた自身で見つけてください。
この手紙が、そのときの道しるべのひとつになれば嬉しいです。
父より
― 未来への手紙 第2通 ―
次の手紙:第3通 FIREとは

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