子ども達へ
8月1日、毎月の記録をつけるために証券口座を開きました。
画面に出ていた私の投資資産は、2,000万円。
先月は、2,400万円でした。
1か月で、400万円減っていました。
正直に書くと、少し不安になりました。
このまま、減り続けることもあるかもしれない。
何が起きたか
数字だけを、先に書いておきます。
7月1日時点で、私の投資資産は約2,400万円でした。
8月1日時点で、約2,000万円になりました。
家計全体でみると、世帯の資産は約4,600万円から約4,200万円へ。1か月で約400万円、率にして8.7%の減少です。
妻の資産や現金に変動はなく、減ったのはすべて私の投資分です。
(毎月の数字は我が家の資産記録のページに残しています)
なぜ減ったか
理由は、はっきりしています。
私は投資資産のうち、大きな割合を宇宙関連の個別株に置いています。
具体的には、アメリカのSPCX(スペースX)とRKLB(ロケットラボ)、そして日本のispace(アイスペース)です。
7月は、この宇宙関連の銘柄が軒並み下がりました。
特定のテーマに資産を集中させていたので、そのテーマが沈んだ月に、私の資産もまとめて沈んだ。
それだけの話です。
「インデックスが良い」と言われる意味が、身に染みた
インデックス投資という言葉があります。
特定の会社を選ばず、市場全体にまるごと広く分散して投資するやり方です(投資信託という商品を使います)。
投資の本を開けば、たいてい「まずはインデックス」と書いてあります。
実は私も、自分の投資資産の4分の1ほどは投資信託で持っています。
家族全体で見れば、投資資産の6〜7割が投資信託です。
分散された土台が家計を支えてくれているからこそ、私は個別株で、強めにリスクを取るスタンスでいられるのです。
それでも今月、400万円の減少という形で、「インデックスが良い」と言われる意味を、あらためて体で理解しました。
分散していれば、1つのテーマが沈んでも、資産全体は沈みません。
集中していれば、当たれば大きく、外れた月は、今月の私のようになります。
知っていることと、分かっていることは、違うのだと思い知りました。
それでも、持ち続けている理由
では売ったのかというと、売っていません。
私が宇宙関連の株を買ったのは、5年後、10年後に宇宙産業そのものが大きく育つと考えて、いまのうちに仕込んでおくためでした。
今月、株価は下がりました。
でも、その前提が崩れるような出来事があったわけではありません。
だから、当初の判断のまま、持ち続けることにしています。
では、どうなったら売るのか。
私の中の線引きは、株価ではなく、会社そのものにあります。
倒産の危機に陥ったとき。あるいは、宇宙で成長するという事業の方針が大きく変わったとき。
そのときは前提が崩れたと判断します。株価が下がっただけでは、売る理由にしません。
もちろん、株価が戻らない未来も、十分にあり得ます。
それでも私は、個別株については、最悪の場合ゼロになってもよいという覚悟を決めてから買っています。
不安になっても慌てずにいられるのは、強いからではなく、先に覚悟を済ませてあるからです。
子ども達へ伝えたいこと
最後に、正直なことを書きます。
この判断が正解なのかは、私には分かりません。
下がった株には早めに損切り(見切りをつけて売ること)するのが王道だ、という考え方もあります。そちらが正しいのかもしれません。
それでも私は、迷いながら持ち続ける方を選びました。
この手紙を読んでいるあなた達は、もう答えを知っているはずです。
私は、答えを知らないまま書いています。
投資とは、そういうものです。
答えが出たころに、この手紙の続きを書くつもりです。
そして、あなた達にも同じ問いを渡しておきます。
決めた前提を信じて、持ち続けるか。
痛みが小さいうちに、引き返すか。
あなたなら、どうしますか?
※この手紙は私の売買の記録であり、特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。
投資の判断は、自分で調べて、自分で決めてください。
父より

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